トレーナーが教える!いくら開脚をしても柔らかくならない原因について

開脚を練習しているものの、なかなかできるようにならない方は少なくないと思います。
もしかしたら、日々のストレッチのやり方に問題があるかもしれないので、この記事ではトレーナーが見ているポイントをご紹介させていただきます。
記事を読んで、自分がやっちゃってたポイントがあれば少しずつ改善してみてください。

トレーナーはここを見ている!柔らかくならない原因について


ストレッチの効果を最大化するため、あるいは、今はあまり結果ができていないストレッチを改善するために、トレーナーがどんなポイントをチェックしているのかをご紹介させていただきます。

ちなみに、開脚ができるようになるストレッチに関しては、下記の記事でいくつかご紹介しておりますので、開脚に挑戦してみたい方は、まずはこちらの記事をご覧ください。

【身体が固い方向け!】開脚ができるようになるストレッチ5選

継続できるようにメニューを組めているか


3日坊主という言葉あるように、人間の継続力は3の倍数続けられるかが重要になってきます。
特に週間化には21日間かかると言われているので、今、どのくらい継続できているのか振り返ってみましょう。
休日の日にまとめて1時間とかストレッチをやるよりも、30秒でもいいから、毎日繰り返すことが重要です。

開脚ができずに躓く人の多くは、この習慣化への理解ができずに継続できるようなメニュー設計ができてなくて、途中で挫折してしまうことが多いです。
例えば、お風呂上がりに20分のストレッチは必ず取り入れる等、毎日のルーティンとして組み込むことで途中で挫折すること無く習慣化させることができるようになります。

まずは、3日、次に6日、9日と目標をちゃんと更新していきながら継続していきましょう。

筋肉の伸ばし方は適切か


柔軟性の高い筋肉というと、多くの人はゴムのように「ビヨーン」と伸びたり縮んだりするイメージを持つかもしれませんが、実はそうではありません。

筋肉は「長くなるほど」柔軟性が上がるので、ストレッチなどは筋肉を長くしていくために行っていきます。
筋肉を長くするためには、脳に「筋肉が切れそう!」と思わせることがポイントです。つまり、「気持ちいい」と感じる程度の強度でストレッチを続けても、柔軟性の向上は期待できません。
一方、「イタイ」と感じるほど強く伸ばすのもNGです。筋線維には筋肉の長さを察知するセンサー(筋紡錘)が備わっています。筋肉を切れる寸前まで伸ばすと、筋紡錘がそれを感知し、「このままだとヤバイので筋肉を収縮させなさい!」と脳に指令を出します。すると、逆に筋肉が硬くなり、伸びなくなります。
効果的なストレッチの強度は「イタ気持ちいい」と感じる程度。伸ばしたときに、筋肉がプルプルと震えてきたら、それは強すぎるのだと覚えておきましょう。

硬い筋肉から優先的に伸ばせているか


通常、人はストレッチを行う際、もともと柔らかい筋肉ほど、一生懸命に伸ばそうとする傾向があります。やりやすい部位をつい優先してしまう気持ちは分かりますが、それでは柔らかいところはより柔らかく、硬い部分は硬いままになり、全身の柔軟性がアンバランスになる一方です。
なので、ストレッチは硬い筋肉を優先して行いましょう。できれば一度、ストレッチやマッサージのサロン、ジムのトレーナーなどの専門家に、どこの筋肉が硬いのかをみてもらうといいと思います。

この記事では、トレーナーの観点からよく固まりやすい筋肉の部位をいくつかご紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
ハムストリング(もも裏の筋肉)
人は座っている時間がとても長いので、この筋肉は椅子と上半身に潰されて固まりやすい筋肉です。そして、この筋肉が固いと開脚が開きにくくなります。
もも裏の筋肉を伸ばした時にピーンと張る感覚がある方は、固まっている可能性が高いので、まずはここから伸ばしていきましょう。
内側広筋(ももの内側の筋肉)
開脚ができない人の多くはこの部位の筋肉が固いことが原因です。最も開脚の動きをした時に引っ張られる筋肉なので、あまり意外性はないとおもいます。
しかし、この部位の筋肉をストレッチできているかどうかは、しっかりと認識しながらストレッチを継続してみてください。
外側広筋(ももの外側の筋肉)
「開脚と直接的に関係があるのか?」と思う方も少なくないと思いますが、ももの内側に連動して外側の筋肉の硬さは結構重要です。
ここの筋肉が固いことで股関節が上手に開いてくれなかったりもしますので、しっかりと伸ばしておくようにしましょう。
臀部(お尻)の筋肉
臀部には、大殿筋、中殿筋、小殿筋と大きく3つの筋肉がありますが、それぞれをピンポイントで伸ばすのはかなり難易度が高いと思います。
なので、はじめはお尻全体が伸びていると感じるストレッチを続けるだけで問題ないです。

上記、4つは実際に現場でもお客様の身体の固さを改善するために真っ先に確認する筋肉です。
自分自身でも伸ばしてみて、固さを感じたら自分の感覚を頼りにしながら一番硬い筋肉から順に伸ばしてみてください。

自分ではなかなか分からないという方へ


co-nect神楽坂は、ストレッチジムです。
固まっている筋肉などに関しては専門のトレーナーが客観的にお伝えさせていただきます。
「股関節が固い」「肩回りが固い」と言われても、その一つの部位にある筋肉はたくさんあります。その上で股関節や肩回りのどの筋肉が原因で固くなっているのかを客観的にお伝えさせていただくことで、お客様自身でもお家でストレッチができるようになるためのお手伝いをさせていただいております。
開脚をしても柔らかくならないと感じている方は、もしかしたら他の部分に根本の原因がある可能性もありますので、興味のある方はこの機会にぜひ体験してみてください。

体験に行く前にいろいろとトレーナーに質問できるLINEのアカウントもございますので、こちらのお友達追加をしていただき、興味を持っていただけましたらご予約いただけましたら幸いです。

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co-nectは、肩こり腰痛等の不調改善のためのストレッチ・もみほぐしから、より日常生活が快適になるための疲れにくいカラダ作り、ダイエットのためのトレーニングまでをサポートする「ボディメンテナンスサービス」です。一人一人のお悩みにトレーナーがマンツーマンで向き合い、サポートし、改善へと導きます。

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この記事を書いたトレーナー:とも

エンジニアとして働いていた時に友人の心身の不調を目の当たりして、身体への興味を持ち始めトレーナーとしての道を歩み始める。芸能人の誰かに似ているといつも言われるが、いつも似ている人がバラバラなため、多分誰にも似ていない。解剖学の観点からお客様の身体の状態に最適なアプローチをケアとトレーニング両方の観点からサポートします。