腰痛に悩んでいる方必見!腰痛になってしまう原因4つ紹介

長時間デスクワークをしていてふと立ち上がった時や、重いものを持ち上げた時に腰にピキッと…こんな経験、一度や二度あるのではないでしょうか?
腰痛は、日本人が訴える痛みの中で最も多い症状です。
今回は、なぜ腰痛が起こってしまうのか、そのメカニズムと、原因を4つ紹介していこうと思います!
是非背筋を伸ばして、腰にやさしい姿勢で見てください!

腰痛の原因とメカニズム

まず、なぜ腰痛が起こってしまうのかと言う事なのですが、そもそも痛みは、筋肉や靱帯、関節などの神経が通っている場所に何らかの炎症が発生することで生じる反応です。
腰は上半身と下半身のつなぎ目に最も近い部分で、骨盤も含め、筋肉、靱帯など様々な組織があり、神経なども集まっているので、とても痛みが出やすい場所になっているのです。
腰痛と聞くと、腰が痛むことのようなイメージがあると思う方が大半ですが、原因の根本にあるのは実は腰以外のことが多いのです!
そもそも、人間の体は腰痛になりやすいようにできているのですが、では何が原因で腰痛が起こってしまっているのか、原因を探っていきましょう!

腰痛になってしまう原因4つ

腰痛になってしまう原因は大きく分けて4つあり、
腰に負担がかかる動作
姿勢
重心バランス
ストレス
等が挙げられます。
他にもまだ原因はたくさんあるのですが、大きな要因としてこの4つがとても大きいので、まずはこちらについて詳しく見ていきましょう!

1. 腰痛になってしまう原因【姿勢が悪い、同じ動作の繰り返し】

腰痛になってしまう一番の原因が、姿勢の悪さから来ています。
仕事の種類によりますが、多くの場合は長時間座っている、もしくは立ちっぱなしの方が多いのではないでしょうか?
長時間同じ姿勢でいると、筋肉がその位置で固まってしまい筋肉がこってしまい、そのまま放置してしまうと痛みが出てしまい腰痛になってしまいます。
また、同じような動作を繰り返してしまうのも腰痛になってしまう原因の一つです。
特に、重い荷物おもち上げるときや、腰をひねる動作など、腰に負担がかかりやすい動作のときは、要注意です!

そのような場合は、少し運動してみる、違った動作を行ってみると多少改善につながるでしょう!

2. 腰痛になってしまう原因【猫背、反り腰になっている】

2つ目の原因として、猫背または反り腰になってしまっていることが挙げられます。
猫背とは、その名の通り猫が座っているときのように腰が曲がってしまっている状態のことです。
なぜこのような姿勢になってしまうのかと言うと、もともと日本人などのアジア人は骨格の関係上猫背になりやすいということもあるのですが、一番の原因としてはデスクワークが普及したことが挙げられます。
デスクワークが普及していなかった昔にも農業をしている方たちは屈んで働いている関係上、猫背になってしまう人は居たのですが、デスクワークが普及している現代では、猫背とは切っても切れない関係になってしまっているのです。
デスクワークを長時間していると、自然と楽な姿勢へと移行してくるのですが、その楽な姿勢というのが、腰を丸めて、肩を丸めて首が前に出る姿勢です。この姿勢が猫背へとつながっていくのです。
一方、反り腰はというと、反対に腰が反ってしまっている状態のことを言います。
反り腰になってしまう原因としては、お酒や暴食などでおなかに脂肪がたまってしまい、その重みによって腰が前に出てしまう事や、ヒールの高い靴を履くことによって重心が前に出てしまい、重心を戻そうとして結果的に腰が反ってしまいます。
それぞれの改善方法としては、猫背の方は背中の筋肉が伸びたまま固まっていたり、お尻や太ももの裏の筋肉がこり固まっているので、背中に関しては

1.肩甲骨を動かす
2.腰を反ったり伸びたりしてみる
3.背中のトレーニングを行う

お尻、太ももの裏に関してはストレッチをして筋肉を伸ばすと姿勢が元に戻っていきます!
反り腰の方では反対に、おなかの筋肉が伸びたまま固まってしまっているので、腹筋をつけると腰が反りにくくなります!
また、太ももの前や足の付け根の筋肉が凝り固まっている可能性が高いので、ストレッチで伸ばしていくといいでしょう!
↓↓↓詳しい直し方はこちら↓↓↓
【URLを添付】

3. 腰痛になってしまう原因【左右に重心が偏っている】

こちらも原因の一つで、皆さんは普段立っているときに重心がどちらかに寄っていたり、座っているときについ脚を組んでしまっているなんてことはないでしょうか?
短時間ならすぐに元に戻るのですが、どちらかに負担がかかっている姿勢を長時間続けていると、筋肉がその位置から動かなくなってしまい、背骨や骨盤が引っ張られ、
体のゆがみが発生してしまいます。
そうなると、身体の形が普段と違うわけですから、それを支えている腰に負担がかかり、腰痛になってしまうのです。
こちらの対策としては、
脚を組まないようにする
立っているときはなるべく両足で支えるようにする
等が挙げられます。
また、そのような方は骨盤が歪んでしまっている可能性が高いので、こちらにて骨盤の歪みをチェックしてみてください!
↓↓↓詳しい直し方はこちら↓↓↓
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4. 腰痛になってしまう原因【ストレスが溜まっている】

実をいうと、ストレスも腰痛の一員として考えられています。
仕事や家事でトラブルが発生してしまったり、うまくいかないことがあった時など、何らかのストレスがかかると、自律神経が乱れてしまいます。
その中の緊張状態を作り出す神経の働きが高まるのですが、そうなってしまうと無意識に筋肉が緊張してしまい、肩こり同様腰にもコリが生じてしまいます。
ストレスには、精神的なものと物理的、環境的なものがあります。
精神的な物には、仕事でのミスや、叱られて落ち込んでいるときなど、精神的なストレスがかかってしまい腰痛や肩こりなどが引き起こされてしまいます。
物理的、環境的な物には、たとえば寒い冬や、夏にエアコンで室内の温度が低いときは身体が冷えてしまい、筋肉が縮こまって固まりやすくなり、こりにつながります。
他にも、スマホやパソコンンの画面を長時間見ることによって画面の光が無意識にストレスにつながってしまうことがあります。
とはいえ、スマホやパソコンを一切触らないというのも現実的ではないので、なるべくストレスをためない、もしくは発散する方法を身に着けて対策していきましょう!

腰痛の原因まとめ

今回紹介した腰痛になってしまう原因は
●姿勢が悪い、同じ動作の繰り返し
●猫背、反り腰になっている
●左右に重心が偏っている
●ストレスが溜まっている
以上の四つです。
皆さん当てはまっていたでしょうか?
もし当てはまっていた場合は、今後改善する記事を書いていく予定ですので是非楽しみにしていてください!
そして、改善方法をいち早く知りたい、もっと詳しく見てもらいたいという方は、是非一度co-nectに足を運んでみてください!
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Co-nectは、肩こり腰痛等の不調改善のためのストレッチ・もみほぐしから、より日常生活が快適になるための疲れにくいカラダ作り、ダイエットのためのトレーニングまでをサポートする「ボディメンテナンスサービス」です。一人一人のお悩みにトレーナーがマンツーマンで向き合い、サポートし、改善へと導きます。

東京の神楽坂に店舗がある他、オンラインのレッスンも実施しています!

トレーニングやストレッチを自分一人で行うのに不安がある方、自分に合ったトレーニングメニューが欲しい方、定期的に体をメンテナンスしたい方は、ぜひホームページをご覧ください。無料体験も受付中です!一緒にCo-nectしていきましょう!
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この記事を書いたトレーナー:りょう

コネクトを主軸に、様々な活動をしているスポーツ整体師。自身のトレーニング経験を元に、キレイに服を着こなせる身体を作るためのトレーニングや、腰痛や肩こりなどの、痛みの本質的な原因を取り除くトリガーポイント療法を主に行っている。




ストレッチポールの使い方をトレーニングからほぐしまで解説【初心者の方必見】

皆さんはストレッチポールを見たことはありますか?
ジムの隅やスポーツ用品店などに存在感無くぽつんと置いてある細長くて丸い物体のことです。実はあれ、意外と頼れる奴なんです。
そこで今回は、筆者も愛用しているストレッチポールの使い方を紹介していこうかと思います!
ただ使い方を紹介するだけでなく、どんな時にどう使えばいいか等も紹介していこうと思いますのでこの記事を是非有効活用していってください!

ストレッチポールって何


そもそもストレッチポールがどんな物なのかと言う事ですが、ストレッチポールとは、ストレッチポールを使ってエクササイズを行うことで、本来、人の手が届かない身体の奥にある筋肉や、関節をゆるめ、骨格を整える健康器具として使用される物です。また、ストレッチポールを使ったトレーニングによる姿勢維持、安定に重要な役割を果たすインナーマッスルの強化を目的とした使用方法もあります!
プロのアスリートなども使用していて、パフォーマンスの向上や、怪我のリハビリにも使用されているほどなので、我々一般の方がしっかりと使ったら、非常に高い効果があると思います!

ストレッチポールの使い方解説【トレーニング編】

まずは、意外と知られていないストレッチポールを使ったトレーニングをご紹介します!
ストレッチポールその形質上、乗ってみると非常に不安定なので、それを利用した安定性を向上させるトレーニングが主流になります。
ジムでバーベルなどを使ってトレーニングしている人にも重量を伸ばすために効果的ですし、初心者の方はこれをメインにするだけでも今後の土台作りにもなりますし、おすすめです!

プッシュアップ(腕立て伏せ)

まず、どちらか片方にストレッチポールを置いて、画像のような姿勢を作ります。

そしたら、画像の位置まで身体を沈み込ませ、最初の位置まで戻り、これを繰り返しましょう。何回か行ったら、腕を変えて同じ回数行いましょう!

プランク

こちらは簡単で、写真のようにストレッチポールを足に乗せて肘を付き、頭から足まで一直線にしてひたすら我慢してください!見た目は簡単ですが、それなりにきついです。

スクワット

まず、どちらか片方の足にストレッチポールを置き、写真のような姿勢を作ります。手の位置は自由ですが、ふらふらしてしまう場合は壁かしっかり固定されたものに掴まって倒れないようにしましょう!

姿勢を作れたら、下の写真の位置まで腰を下ろし、また最初の位置まで戻ります。何回か行ったら、今度は足を変えて同じ回数行いましょう!

ストレッチポールの使い方解説【ストレッチ編】

次に、ストレッチポールを使ったストレッチをご紹介いたします!
基本的に、平地で行うストレッチにストレッチポールを合わせることによってさらなる相乗効果を期待する目的で使用します。
トレーニング後に行うことで筋肉痛を軽減させる効果があり、入浴後に行うことで柔軟性が向上し、怪我の予防にも繋がるので是非行ってみてください!

ハムストリングス(太ももの裏)

こちらは、お尻にストレッチポールを敷いて、写真のような姿勢を作り、太ももの裏を伸ばしていきます。

この時に、骨盤から倒すのを意識して行うと伸びやすいので、しっかり根元から倒していきましょう!
高低差があると骨盤が倒しやすくなるので、太ももの裏が硬い人にはお勧めです。

大胸筋(胸)

こちらは、手の先にストレッチポールを置いて、写真のような姿勢を作り、肩を沈み込ませるようにして胸の筋肉を伸ばしていきます。

ストレッチポールがあることで、肩と床の間に高さが生まれるので、沈み込ませやすくなり伸ばしやすくなります。

ストレッチポールの使い方解説【ほぐし編】

そして、大本命であるストレッチポールを使った筋膜ほぐしの方法をご紹介いたします!
…ん?いきなり聞きなれないワードが出てきましたね。
筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことであり、身体全体に張り巡らされているものです、
脚を組んだりして非対称な姿勢をとり続けたり、長時間同じ姿勢のままでいると、身体の一部に負担がかかり筋膜が自由に動けなくなってしまいます。
そうなってしまうと、全身につながっている筋膜のよじれが生じ、他の筋肉や金繊維に悪影響を及ぼして体が硬くなったり、肩こりや猫背などにつながってしまうのです。
そこで、ストレッチポールを使って筋膜をほぐしてあげることによって本来の健康な体を取り戻していきましょう!
その中でも、今回は特に悩んでいる人が多いであろう猫背にフォーカスして筋膜ほぐしを4つほどご紹介します。

大腿筋膜張筋(太ももの横)

こちらは、写真のような姿勢を作ったら、骨盤から膝にかけて10往復程コロコロしていきます。

がに股の人や、O脚の人にお勧めです!

大腿四頭筋(太ももの前)

こちらも、写真のような姿勢を作ったら、骨盤から膝にかけて10往復程コロコロしていきます。

骨盤が後傾している人、猫背の人にお勧めです!

腸腰筋群(股関節の付け根)

こちらは、写真のような姿勢を作ったら、足の付け根部分を重点的に10往復程コロコロしていきます。

大腿四頭筋よりも少し上の位置になります。
こちらの効果も大腿四頭筋と同じですが、より猫背を解消したい人にお勧めです!

脊柱起立筋群(腰)

こちらは、写真のような姿勢を作ったら、腰のあたりを重点的に10往復程コロコロしていきます。

こちらも猫背の人、長時間座っていて腰が痛い人にお勧めです。

ストレッチポールの使い方解説【その他】

最後に、ここまでいろいろ紹介たものを行ってきて、疲れていると思いますし寝るだけで効果のある使い方をいくつか紹介します!
すごく簡単なので、是非行ってみてください!

身体全体の筋肉の緊張を解く方法

こちらは、写真のようにストレッチポールを敷き、ストレッチポールに沿って仰向きで寝ます。

この時に、頭に血が上ってしまう場合は少し下がって頭までストレッチポールが来るようにして寝ましょう!
そのまま、深呼吸し、リラックスしましょう。このときに、手を動かしたりしてもいいですね!
脱力し、頭の中を空っぽにすることによって、普段たまっているフラストレーションを取り除いていきましょう。

広背筋(わきの下)

こちらは、写真のようにストレッチポールをわきの下において、10~20秒脱力します。

デスクワークが多い人は、わきの下が凝っている人が多いため、ここでしっかりと刺激を加えてほぐしていきましょう。
テレビを見ながらできるのもいいですね!

ストレッチポールの使い方解説【まとめ】

今回は、ストレッチポールを使った様座なエクササイズを紹介してきましたが、如何だったでしょうか?
●トレーニング編
●ストレッチ編
●ほぐし編
と、3つに分けてご紹介いたしました。
今回ご紹介した使い方以外にも、説明したらきりがない程使い方があります!
ご自身で研究するのも良いですが、どうしても思いつかない…または専門の方に教えて欲しいという方は、是非一度コネクトco-nectに足を運んでみてください!

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この記事を書いたトレーナー:りょう

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生理痛が重いときにおすすめのストレッチ4選!【強度・シチュエーション別】

生理痛が重くて、困っていませんか?本記事では、生理中の運動で注意することから、寝たままできる生理痛を軽減するストレッチまで分かりやすくまとめています。重い生理痛を少しでも楽にしたい方必見です。

腹痛や腰痛、頭痛。生理中の症状は体だけでなく心にも表れ、自分が自分でなくなってしまったように感じることも。私も長年重い生理痛に悩まされた一人。学生時代はまともに授業を受けられず保健室で休んだり、外出の予定がキャンセルになったり。6年生の修学旅行も生理と重なり、みんなと大浴場に行けなかったのが苦い思い出です。

現代の女性が一生のうちに経験する生理の回数は約450~500回。年数にすると約6年9ヶ月にもなるんです。だからこそ毎月くる生理とは、上手く付き合いたいものですよね。
現代女性の生理痛は、不規則な生活や仕事のストレスなどが原因のものも多くあります。それらは生活習慣を整えたり日頃からリラックスできる時間を持つことで改善されることも多いです。

しかし今回は「いま、この重たい生理痛をどうにかしたい!」という方に向けた、生理痛を軽減するストレッチを強度&シチュエーション別でご紹介します。

生理痛が重いときに効果的なストレッチとは?【解説】

まず、生理痛が重い時にはどんなストレッチが効果的なのでしょうか?ポイントは、骨盤周辺の筋肉を動かす又はリラックスさせること。生理痛は、子宮内膜を排出しようと子宮がギューッと収縮することによって起こるものです。また生理中にはホルモンの影響で体温が下がり血管も収縮するので、骨盤内の血流が悪くなります。血流が滞ることでさらに痛みを促進してしまうのです。

そこで、生理痛が重い時には子宮を包む骨盤周辺のストレッチで骨盤内の血行を良くするのが効果的です。具体的なやり方は後ほど説明します。

生理痛が重いときのストレッチ【注意点】

生理中のストレッチでは、以下2つの動きは避けましょう。
①経血を逆流させる動き(足やお尻を高く持ち上げるなど)
②腹部を強くねじったり圧をかける動き

これらの動きは、かえって生理の働きを妨げてしまうことがあります。また、出血が多い時や、動いて吐き気やめまいを感じた時には、無理せずすぐに中断するようにします。

生理痛が重いときにおすすめの4つのストレッチ【強度&シチュエーション別!】

ここからは、生理痛が重い時におすすめのストレッチを、その日の体調やシチュエーション別で紹介します。下にいくほど強度は弱く、お家で寝たままできるものになっていますので、今のあなたの体調に合わせて行ってみて下さいね。

生理痛が重いときにおすすめのストレッチ〈花輪のポーズ:★★★★☆〉

〈やり方〉
1. 足は腰幅より少し広めに立ち、つま先を軽く外側へ向ける。
2. ゆっくりとしゃがむ。※この時、膝が内側に入らないよう、つま先と同じ方向に曲げます(膝の負担を軽減)。
3. 両手は前につくか、胸の前で合わせて肘と膝を押し合います。
4. ゆっくり呼吸しながら10~20秒キープ。

少し強度の高いポーズですが、慣れてくると腰回りが楽になり心地良くなってきます。また経血の排出を助けてくれるポーズでもあります。

生理痛が重いときにおすすめのストレッチ〈腰回し:★★★☆☆〉

〈やり方〉
1. 足を腰幅に開いて立つ。
2. 両手を腰に当て、ゆっくりと腰を回す。(10~20回)
3. 反対回しも行う。
★繰り返し回すことで大きく回せるようになってきます。お腹や腰の力を緩めてリラックスして行いましょう。

職場でトイレに立った時など、お家に居なくても気軽にできるストレッチ。経血量があまり多くない日におすすめです。出来るだけゆっくり、大きな動きを意識してみて下さい。

生理痛が重いときにおすすめのストレッチ〈合せきのポーズ:★★☆☆☆〉

〈やり方〉
1. 座って足の裏同士を合わせる。
2. 両手ですねやつま先を軽く掴む。
3. 上体をゆっくり前に倒す。
4. 10~20秒キープ。こちらはお家でテレビを見ながらでもできるストレッチ。立ち上がるのが辛い時や、経血量が多めの1〜3日目でもしやすいストレッチです。

生理痛が重いときにおすすめのストレッチ〈仰向けの合せきのポーズ:★☆☆☆☆〉

〈やり方〉
1. ベッドなどに仰向けになる。
★頭や腰の下にクッションなどを敷くとよりリラックスできます。
2. 足の裏同士を合わせ、膝を開く。
3. 手はお腹の上に置いたり、頭の上に伸ばしたり、自然で楽な場所を選ぶ。
4. ゆっくり呼吸しながら、心地よい範囲でキープ。

こちらは寝たままできるストレッチ。好きな音楽を聴いたり、香りでリラックスしながらも良いですね。生理痛が重い時はギューッと体を縮めてしまいがちですが、深呼吸をしながら体の力を緩めるように意識をしてみましょう。

生理痛があまりに重いときは婦人科受診を

さて、ここまで生理痛が重い時に自分でできるストレッチを紹介しました。
これらのストレッチで生理痛が軽減されることもありますが、「授業を受けられない・仕事に行けない・立ち上がるのも辛い」など、日常生活に支障をきたすほど生理痛が重い時は、月経困難症の可能性があります。子宮の病気が隠れていることもありますので、生理で辛い思いをしている方は、一度婦人科を受診してみることをおすすめします。

私も22歳の時初めて婦人科を受診し、月経困難症と診断されました。それ以降、低用量ピルを服用したり生活習慣に気をつけながら、以前よりも上手に生理と付き合えています。今回紹介したストレッチも、生理と上手に付き合っていくための方法の一つとして実践してみて下さい。

生理痛が重い時におすすめのストレッチ4選【まとめ】

本記事では、生理痛が重い時におすすめのストレッチを、強度とシチュエーション別に紹介しました。
生理痛が重い時のストレッチのポイントは、骨盤を動かし血流をよくすること。
また、お腹を強くねじったり、足やお尻を持ち上げるなど経血を逆流させてしまう動きは逆効果なので避けたほうがよい、ということでした。

もちろん「ストレッチのやる気も起こらない」「ただただ横になっていたい」という時は、無理をしなくてOK。ゆったりとした服装で体を冷やさないようにして、好きな音楽や動画を楽しみながらリラックスするのが一番です。生理中は、心と体の充電期間。私もいつも、生理だから〜と甘いものを食べまくったり一日中布団にこもったりしています。本調子を取り戻すまで、思う存分ダラダラして下さいね。

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この記事を書いたトレーナー:美波
秋田を拠点に活動する、ヨガインストラクター。運動やトレーニングとしてのヨガはもちろん、ストレスや自分自身と上手に向き合うメソッドであるヨガの哲学に強く魅了され、「セルフメンテナンス」と「セルフラブ」を合言葉に、心も体もしなやかにほぐすヨガを届けるため奮闘中。




腸腰筋のトレーニングの仕方3選【腰痛・姿勢改善】

腸腰筋のトレーニング方法が分からなくて困っていませんか?本記事では、腸腰筋の効果的なトレーニング方法を、腸腰筋のしくみや働きとあわせて分かりやすくまとめています。腸腰筋をトレーニングして、姿勢改善や腰痛改善、下半身の筋力アップなどを目指す方必見です。

腸腰筋のストレッチ・トレーニングが必要な訳

具体的なトレーニング方法を紹介する前に、腸腰筋の働きと腸腰筋を鍛えるメリットを簡単に押さえておきましょう。

腸腰筋とは?

画像〈https://melos.media/training/50750/〉

腸腰筋(ちょうようきん)は、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。
①大腰筋と②腸骨筋という2つの筋肉から成り、①は腰のあたりから、②は骨盤の内側から、それぞれ腿の内側に伸びています。

腸腰筋は、歩く・立ち上がるなどの日常動作をはじめ、真っ直ぐな姿勢を保ったり膝や腿を持ち上げる際にも働きます。

腸腰筋を鍛えるメリット


では、腸腰筋を鍛えるメリットは何でしょうか。

前提として、人間の筋肉の成長は20代がピークなので、どの筋肉も鍛えなければ衰える一方です。特に下半身の筋肉は衰えやすいと言われており、腸腰筋もその衰えやすい筋肉の代表です。

腸腰筋が弱く衰えてくると、
●姿勢が悪くなる
●腰痛になりやすい
●膝や腿を上手く持ち上げられず、つまずきやすくなる
などの状態が起こります。

反対に腸腰筋を伸ばし鍛えることで、
●姿勢が良くなる、良い姿勢を維持できる
●腰痛が解消する
●歩く・立つなどの動作はもちろん、速く走るなど運動パフォーマンスが向上する
などのメリットがあります。

また腸腰筋は、体の前側の筋肉である腹筋と支え合って働きます。そのため、腹筋トレーニングで腰を痛めた経験のある方は同時に腸腰筋のトレーニングを行うと良いでしょう。

▽腹筋トレーニングで腰を痛めた経験のある方はこちら▽
『腹筋トレーニングで腰を痛める3つの理由とおすすめのトレーニング方法2選』
https://blog.co-nect.co.jp/2021/01/15/shitup_not_hurting_back/

腸腰筋のトレーニング【おすすめ3選】

ここからは腸腰筋のトレーニング方法を紹介します。トレーニングを行う際は、「強く鍛える」だけでなく「柔軟にする」ことも忘れずに。怪我をしにくい良質な筋肉を育てましょう!

ローランジ

〈やり方〉
1. 立ち上がり、脚を前後に開く。
2. 前足の膝を90度くらいに曲げ、後ろ足の膝を床につける。
(この時、前足の膝がかかとより前に出過ぎないように注意します。※膝への負担軽減)
3. 両手の位置は以下から無理のないものを選ぶ。
a) 床につく
b) 前足の膝の上
C) 頭上に伸ばす
4. 体重をかけながら、気持ち良い範囲で腰をおとしキープ(15〜30秒)
5. 反対も行う。

脚の付け根のあたりが伸びていると感じたらOK!腸腰筋の伸びやすさには個人差があります。痛い程伸ばすのはかえって逆効果。無理のない範囲で行いましょう。

ヒップリフト

〈やり方〉
1. 仰向けで両膝を立てる(足・膝は腰幅に開く)。
2. 腕は体の横に下ろして、手のひらで床を抑える。
3. ゆっくりとお尻を持ち上げる。
★この時、腰が反らないよう注意します。
4. お尻を持ち上げた状態でキープ。脚の付け根の前側を伸ばすよう意識します。
5. ゆっくりとお尻を下ろし、3に戻って繰り返す。

ヒップリフトは一般にお尻の筋力アップのイメージも強いですが、腸腰筋を意識することでストレッチ効果も期待できます。こちらも、腿の付け根あたりが伸びていると感じたらOK。腰をグッと反り上げずに腹筋も意識することで、腰への負担を抑えます。

スタンディングニーレイズ

こちらは、ちょっとした空き時間にできるのでとてもおすすめのトレーニング方法。

〈やり方〉
1. 両足でまっすぐに立つ。
2. 両手を腰に当てる(壁などを支えにしても良い)。
3. 膝を曲げながら片足を持ち上げキープ。
4. 上げている足をゆっくり下ろす。
5. 3と4を繰り返す。
6. 反対の足も行う。

脚の付け根に効いていると感じたらOKです。脚だけでなく、腹筋で全身を支える意識で動かすことで、体幹トレーニングとしても効果が期待できますよ!

まとめ

今回は、【腸腰筋のトレーニング方法について】でした!

●腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ筋肉
●腰を支えて姿勢を維持したり、足を持ち上げる時に働く

腸腰筋を鍛えることで姿勢が改善し、腰痛も防ぐことができます。また腸腰筋は年齢と共に衰えやすい筋肉の一つ。今回紹介したトレーニングで、衰え知らずの体を作りましょう!

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この記事を書いたトレーナー:美波
秋田を拠点に活動する、ヨガインストラクター。運動やトレーニングとしてのヨガはもちろん、ストレスや自分自身と上手に向き合うメソッドであるヨガの哲学に強く魅了され、「セルフメンテナンス」と「セルフラブ」を合言葉に、心も体もしなやかにほぐすヨガを届けるため奮闘中。