こんにちは!ライターのともです!
今回のバディトークはco-nectのマーケティングを担当している井ノ口さんです。
工学部の学生からマーケターを目指した理由やマーケティングにおいて重要な点を語っていただきました!
バディトークとは
co-nectは「からだが変わり、こころがつながる」というビジョンを基に「バディ」という家族のような関係を大切にしています。
そのバディの一員であるco-nectのメンバーにそれぞれの思いをインタビューしていくコンテンツとなります。
co-nectでの主な活動
ーー よろしくお願いします。
まず、井ノ口さんは今どんなことco-nectで行っているのかをざっくりと教えていただいてもよろしいでしょうか?
はい、co-nectでは主にマーケティング業務を行っています。
マーケティングといってもいろいろあると思うんですけども、自分はマーケティング全体を管理しているため、広告運用などのWebマーケティングからチラシや看板作成といった実際の店舗でのマーケティングなど広範囲の業務を行っています。
マーケティングに興味を持った理由
ーー なるほど。その仕事に就いた経緯はどういうところにあったんですか?
元々自分がエンジニアでして、プログラミングでサービスを作ったりしていました。
しかし、サービスを作ってもなかなか利用してもらえないことが結構ありまして、そう考えた時にエンジニアの技術も大事なんですけども、マーケティングとかで集客する力も大事だなと思いまして、マーケティングに興味を持ちました。
ーー なるほど、そういうことを考えたのはいつぐらいのタイミングだったんですか?
ちょうど今から 2 年ぐらい前ですね。
なので、自分が大学 2 年生の秋ぐらいです。
ーー学生さんの時からそういうこと考えて動かれてたんですね。
co-nectのインターン自体は学生の時から参加していたのですか?
そうですね。インターンは大学3年生の春頃から行っていました。
最初は「マーケティングを実践しながら学べれば良いな」くらいの感覚だったのですが、だんだん熱が入ってきて、気づいたら2年も続けていました(笑)
フィットネスという業界を選んだワケ
ーー Webサービスの世界からフィットネスと、全然違う世界に飛び込むわけじゃないですか?
そのような違うものに取り組む魅力や、モチベーションはなんだったのですか?
自分が元々卓球をしていたのもあって、結構体を動かすことが好きだったんですね。
なので、体を動かすことに関する仕事をしたいっていうのもありました。
ーー なるほど。実際入ってみてどんなことを思いましたか?
自分はまだバリバリ運動していたのもあって肩こりや腰痛という感覚に無縁でした。
なので、世の中に肩こり腰痛で困っている方がこんなにいるんだ!というのを知った時は衝撃でしたね。
ーー もともとは体を動かすことは好きでこの世界に入ってみたけど、実際はもっともっと根深い悩みがあった。そういう感覚に近いんですね。
そうですね。
そのこともあり、もっとこの会社・業界を盛り上げていきたいと思いました。
マーケティング業務の難しさ
ーー なるほど。ちなみに今マーケティング業務について色々教えていただいたのですが、マーケティングを行うの中でどんなところに難しや苦しさを感じましたか?
自分がインターンやってた時って長野県に住んでたので、オンラインで業務に関わることがほとんどでした。
ーーなるほど。まさにコロナの背景とかもあったりでオンラインでのインターンも増えてたタイミングでありましたもんね。
そうなんです。
オンラインなのでお客様に関わる機会とかが少なくて、Web 上でのアンケート結果くらいしかお客様のことを知る機会がないんですよ。
それではお客様の表面的な悩みしか理解できないので、マーケティング施策を考えるときにどんなメッセージが刺さるのかわからず、かなり悩みましたね。
ーー そこはどうやって打破していったのですか?
環境的にお客様から直接お話を聞くのが難しかったので、お客様と接してるトレーナーと話す機会をとにかく増やしました。
大学3年生の2月ぐらいから毎月東京に行って、一緒にご飯に行ったりしましたね。
長野店を自らオープン
ーー 素晴らしいですね。
聞いたところによると、長野店もご自身でスタートされたと伺ってるんですけれども、どういった経緯でスタートされたのですか?
長野県は東京都と違い、ストレッチ専門店みたいなところって結構少ないんですよ。
ただ、長野の人でも東京と同じように、肩こり腰痛を抱えていものの整体やマッサージでは満足できない人が一定数いると思いました。
そこで、私たちのサービスで解決して行けたら良いなと思い、スタートさせました。
ーー なるほど。
もう1つは自分でお客様に対応することができる点ですね。
そうすることで、直接お客様の悩みを聞くことができ、マーケティング施策にも活かすことができるようになりました。
ーー なるほど、東京でトレーナーに話を聞くだけでなく、長野でもお客様との接点を作るために長野店をオープンさせることで、お客様の悩みをより明確にしていったということですね。
実際長野ってどうですか?
最初はあまり来なかったのですが、3ヶ月くらい経過したあたりからお客様が来るようになりました。
実際に来てくださってるお客様の中にも継続して通いたいです、というお客様もいて、長野でも十分需要があることがわかりましたね。
ーー 素晴らしいですね。
「予約システム」の変更で満足度UP
ーー 井ノ口さんが、co-nectで「自分が出せた功績です」というものはどんなものがありますか?
自分で頑張ったものは3つあります。
1つ目はWebページ制作です。
最近、お客様から「Webページのデザインが見やすくなった」という意見をよく聞くようになりました。
また、ページ閲覧時間やGoogleでの検索順位なども徐々に高くなってきました。
2つ目はWebから予約の部分ですね。
他の整体やジムだと予約フォームに「ご希望の体験時間」を第三希望まで書く欄があって、それを記入したらお店からの予約確定の返信待ち、みたいなところがあるんですよね。
でもそれって、お店からの返信が来るまで予定が埋まらないので不便じゃないですか。
一方、弊社は空いてる時間を選択するだけで予約を取ることができるので、「予約確定の返信待ち」みたいな時間がないんです。
ーー なるほど、たしかに「予約が面倒くさいな」と思うだけで予約を諦めてしまう機会って結構ありますもんね。
3つ目は予約してからカウンセリングシートもWeb上で送るようにしたことですね。
カウンセリングシートを事前に入力してもらうことで、店舗に来て体験する”60 分”という時間の中で、カウンセリングに対する時間を減らすことができます。
その結果、より長い時間体験していただくことができるというメリットがあるかなと思います。
ーー なるほど、素晴らしいですね。
実際にそれによって体験の満足度が高まった事例はありましたか?
そうですね。それらを始めてから制約率が高くなりました。
また、トレーナーさんからも「カウンセリングシートを事前に行うことで準備がしやすくなり、お客様に合った最適なセッションをすることができるようになった」という声をいただいたので、結果的に満足度も高くなったのかなと思います。
ーー なるほど、まさに三方よしですね。
大切なのはPDCAを高速で回すこと
ーー 早くも 1 年ちょっとであの武勇伝をお持ちの井ノ口さんなんですけれども、そんな井ノ口さんがマーケティング業務を行うでなんかこだわってる部分ってどんあものがありますか?
決まったことをできるだけすぐやることがマーケティングにおいて大事かなと思っています。
予想ではうまくいかないだろう、と思うものも実際やってみたらうまくいくパターンとかあるので、できるだけたくさんのことを試してみたいと思っています。
そのためにPDCAを回していくっていうのは大事かなと思います。
ーー 試行回数にかなりこだわってるって感じですね。
ちなみにco-nectのお客様ではマーケターの立場から行くとどういった方が多い印象ですか?
上昇志向の高い人が多いのかなと思います。
仕事も趣味もやるからにはパフォーマンスを上げていきたい!何歳になっても頑張りたい!と思うような方ですね。
ーー なるほど、大体年代で言うとどういう方なんですか?
年齢的には30 から 40 歳ぐらい人が多いかなと思います。
ーー 実際もっと若い方とか高齢の方も来てらしたりするんですか?
そうですね、本当に若い人だと小学生の方もいらっしゃいますし、60歳でもまだまだ元気に動きたいみたいな方もいますね。
co-nectで届けたい価値
ーー なるほど、年齢に関わらず体に対して意識が高い方が来てくださっているのですね。
その方々にco-nectを通してどんな価値を届けたいとマーケターとして考えていらっしゃるのですか?
co-nectは「からだが変わり、こころがつながる」というビジョンがあるのですが、その言葉通り、もみほぐしやエクササイズでからだが変わるだけでなく、こころがつながるような価値を感じてほしいと考えています。
ーー こころがつながるとはどういったことですか?
例えばトレーナーと悩みを打ち明けあえるような仲になったり、お客様同士で仲良くなったりですね。
それらも踏まえて、co-nectを体験していただければなと思っています。
マーケターを目指す方に一言
ーー 最後に、これからマーケッターを目指す方に一言お願いします!
マーケティングを行うにあたって、その業界、その仕事のお客様になりきることはすごい大事かなと思っています。
その商品・サービスを実際に体験したり、お客様の生の声を聞く機会を増やしたりして、お客様と同じ考え・価値を感じることで、よりよい施策が作れると思います。
ーー ありがとうございました。