【位置からストレッチまで】小菱形筋について画像付きでわかりやすく解説

co-nect lab

こんにちは、ライターのイノッチです!

この記事をご覧の方は、菱形筋について詳しく知りたい方や、肩こりで悩まされている方が多いのではないのでしょうか?

そんな方のために、今回は「小菱形筋」について、co-nectトレーナーのまさにいに解説していただきました!

小菱形筋の位置やはたらき、ストレッチ方法まで解説します。

小菱形筋とは?

まずは読み方からです。
「しょうりょうけいきん」と呼びます。

形が菱形(ひしがた)のような形をしているので、このように呼ばれています。

小菱形筋の位置について

小菱形筋の下に同じような形をした大菱形筋があり、合わせて菱形筋と呼ばれます。

小菱形筋のはたらき

小菱形筋は主に

  • 肩甲骨の内転(肩甲骨を寄せる動き)
  • 挙上(肩を上げ下げする動作)
  • 下方回旋(背中に手を回す動き)

の3種類のはたらきがあります。

これだけ聞いても、いまいちピンと来ないと思いますので、具体例を挙げましょう。
例えば、引き出しを引くときの動きやアーチェリーの弓を引く動作の時に使われます。

小菱形筋をストレッチしないとどうなる?

小菱形筋をストレッチしないと次のような悪影響が出ます。

肩こりになりやすくなる

デスクワークなどで同じ姿勢をとり続けていると、小菱形筋が動かずに、肩甲骨が開きっぱなしになります。

結果的に、血液の流れが悪くなってしまい、肩が凝りやすくなります。

首が痛くなる

先ほども解説した通り、小菱形筋は頸椎から伸びています。
そのため、ストレッチをしないと首を捻ったりする動作が難しくなってしまいます。

猫背になりやすくなる

小菱形筋の筋力が低下すると、肩甲骨を引く力が弱くなってしまい、肩が自然と丸くなってしまいます。

また、猫背になるということは、腰が曲がった状態が続いてしまいますので、身体のバランスが悪くなり、腰痛にもなりやすくなってしまいます。

小菱形筋(菱形筋)のストレッチ方法

さて、ここまでご覧になったあなたは
「小菱形筋をストレッチしないとこんなにデメリットがあるのか!早くストレッチをしないと…!」

と感じているのではないでしょうか?

そんなあなたに、早速ストレッチを紹介します!

小菱形筋のストレッチ

まずは首を動かすだけの簡単なストレッチです!

  1. 片手を脇の下から肩甲骨あたりを触る
  2. 触っている肩甲骨側を向き、斜め下を見る
  3. 頷きを動作を繰り返す

菱形筋全体のストレッチ

続いて、菱形筋全体を伸ばすストレッチを紹介します。
このストレッチは、座った状態でもできますので、気軽に行ってみてください!

  1. 足を肩幅に開く
  2. 腕を伸ばして手を組む
  3. 背中を大きく広げるイメージで15秒キープ

このストレッチを行う際に、手を下の方に下ろすと、肩甲骨の上の方についている小菱形筋が引っ張られやすくなります!

まとめ

みなさん、小菱形筋について理解が深まったでしょうか?

小さい筋肉ですけど、身体に対して大きなはたらきを持つ筋肉ですので、定期的にストレッチをして健康的な身体を作っていきましょう!