【バディトーク】中山友貴② -オールインワンアプローチ™の誕生からco-nectの魅力まで-

co-nect mag

こんにちは!ライターのイノッチです!

今回のバディトークは中山さんへの全3回のインタビューです。

第2回は中山さんにオールインワンアプローチ™の誕生からco-nectの魅力までをインタビューさせていただきました。

バディトークとは

co-nectは「からだが変わり、こころがつながる」というビジョンを基に「バディ」という家族のような関係を大切にしています。
そのバディの一員であるco-nectのメンバーにそれぞれの思いをインタビューしていくコンテンツとなります。

ワークスペースからパーソナルに転換した理由

ーー co-nectの初期はワークスペースと聞いていたのですが、今はヘルスケア領域でボディメンテナンスサービスを行っていますよね。転換した理由について聞かせてください。

そうですね。
元々ワークスペースだった理由はデスクワーカーに寄り添いたいってところが大きくあってですね。

僕もそうだったんで同じように思うんですけど、普段、1週間で運動時間0秒みたいな人や、通勤でちょっと歩くかなぐらいの人にとって、運動を週に1時間作りましょうって相当レベル高いんですよ。

ーー たしかに、駅までのウォーキングですら大変ですもんね。

パーソナルジムなんて言ったら週2回とかっていう話になるじゃないですか?それって彼らからしたらかなりジャンプアップなんですよね。

そこで、当時流行っていたポモドーロテクニックに目をつけて、50分作業して10分休憩する、その10分で軽い運動とかできるじゃん!と思って、ワークスペースを初めてました。

ーー なるほど、それで1時間に1回運動をするワークスペースができたのですね。

そうなんです。それで来てくださったお客さんが気に入ってくださり、頻繁に通うようになっていきました。

最初は運動をイヤイヤやってくれてた方も面白いことにやってくうちにだんだん運動が好きになっていくわけですよ。

そうすると「10分の運動じゃ足りない」みたいな話になり、そこに対して 「マンツーマンで長時間やりたい」みたいな要望も出たので、じゃあいっそ転換しようかってことで、今のコネクトのボディメンテナンスに転換しましたね。

ーー なるほど、お客様の要望もあり、変わっていったのですね

もみほぐし・ストレッチ・トレーニングを組み合わせることになった経緯

ーー co-nectってもみほぐし・ストレッチ・トレーニングが全部 1 箇所で行うという面でもトレーニング障壁は結構低いのではないかと思うのですが、そういったもみほぐしからトレーニングを全部やるジムってあんまりないと思います。組み合わせよう、というアイデアはどのような経緯で決まったのですか?

経緯としてはシンプルで、トレーナーさんってやっぱめっちゃ勉強してて体のこと結構分かってたりするんですよね。

一方、整体師やマッサージする方ってすごい手技をたくさん持ってるという印象だったんですよね。

そこで、解剖学さえ理解していれば、もみほぐしはもちろん、ストレッチやトレーニングもできると思ったんですね。

逆に一気通貫することができるのになんでやらないんだろう、みたいなことが最初は生まれた疑問でしたね。

ーー たしかに、どうして他は行わないのですかね?

一気通貫しない理由はいろいろあると思うんですけど、大きな要因としてはマーケティングなんですよ。

何屋さんか分からなくなるから、みんなやらないっていう感じだと思います。

だったら自分たちはあえてやろうかなと思ったのが、オールインワンアプローチ™をはじめたきっかけですね。

また、これをやることでお客さんのためにもなると思いました。

例えば、ジムにも整体にも行っている、2つを併用しているお客さんからしたら、一つの場所でできるだけで時間もお金も節約できると考えたんです。

ーー たしかに、お得ですよね。

もちろん、今現在はジムにも整体にも通っていなくて、これから通おうと思っている人とかは、今はまだトレーニングできる状態ではないくらい体がめちゃくちゃ硬いまま行っていたり、ちょっと怪我しちゃってるままトレーニングを行っているケースもあるんですよね。

逆もそうで、肩こりを治そうと整体に行ったのに、最後に「運動もしてください」と言われるケースも多いです。

それってすごくもったいないことで、もみほぐしやストレッチでしっかりほぐして可動域も上がっている状態でトレーニングをするから、トレーニング効率も上がったり、正しい姿勢をキープできたりするんですよね。だから、全部やることがお客さんのためになると考えています。

ーー 逆にこう全部やんないとダメじゃないみたいな。

ダメとは言わないんですけど、自分の体にあった本質的な改善は難しいのではないかと考えています。

例えば大会とかにでたいなら、やっぱトレーニング、ゴリゴリのパーソナルトレーニングジムに行った方がいいと思います。ただ、健康っていう観点で言った時に、あらゆる観点から身体をみる必要があります。

ーー なるほど。実際どんなお客さんが来店されるのですか?

肩こりや腰痛を慢性的に抱えており、これをよくしていきたいなあって方が来てくださるケースが多いですね。

僕らマイナス to プラスとかって言うんですけど、痛みや悩みを除去するっていうのはマイナスからゼロの領域って言われるんですよね。0 からプラスっていうのは、どちらかというと体をより良くしていくっていう観点でよく言われたりするんですけど、僕らはそのマイナスからプラスまでっていうのを一気通貫でサポートしてたりするので、他にも運動不足解消や姿勢改善を目指す方が来店されます。

ーー なるほど、確かに専門店に行くと肩こりなどの痛みが治ったあとに、運動しなきゃいけないという感じですもんね

神楽坂という町を選んだ理由

ーー少し話が逸れるのですが、一店舗目に神楽坂を選んだ理由を教えてください。

店舗を選ぶとき、実は結構いろんなエリア見てました。

それこそ表参道とかそういう場所を見ていました。
神楽坂の何が一番良かったかっていうと、この場所はファミリータイプのマンションがどんどん増えているんですよね。

ちなみに、ファミリータイプのマンション多いエリアの近くにあるファミレスは、なぜか営業時間が夜の2時までやってたりするんですよ。
なんでか分かりますか?

ーー仕事終わりとかですか?

仕事はそんな遅くないです笑

答えは子供がいるからなんですよ。

子供がいる時に家で仕事できないじゃないですか。
だからみんなファミレスに行ったりするんですよね。
お母さんとかが子供見ている間にお父さんがファミレスに行って仕事したりと。

なので夜のファミレスは仕事している人がたくさんいるんですよ。

そうなった時にコワーキングスペースがあったら、はまるんじゃないかなと思って、ファミリータイプマンションが多い神楽坂を選んだのが1つの理由ですね。

ーー なるほど。他にも理由があるのですか?

あとはお客様の民度っていう観点で見た時に神楽坂はすごくいいんですよ。
「実際、営業初めて見ないと民度とか分からないじゃないか」
とか言われるんですけど、これは是非皆さんもやってみてほしいのですが、ゴミの出し方見てください。

ーー ゴミの出し方ですか… ?

ゴミって最終的に生活の中のいらないものが出てくるところじゃないですか。

その「いらない」って思ったものに対してもちゃんと気を配れる人って相当民度高いですよ。

とある区とかだと、カラスがゴミを突いてて当然みたいな。

そうならないように、例えば生ゴミを袋でくるむとか、そういうことをちゃんとやってるエリアなんだなっていうのが見てよく分かったので、神楽坂を選びました。

ーーファミリータイプと民度の良さが大きな決め手だったのですね。

co-nectが提供したい価値とは

ーー 現在のco-nectに話は戻るのですが、来店してくださったお客さんにどんな価値を感じてほしいですか?

前提として僕らはオールインアプローチ™というのを掲げて、ボディメンテナンスやってるので、肩こり腰痛が治ったとか、運動が好きになった、日々が生き生きしたとかのお言葉をいただけるととても嬉しいです。

ただ、僕らのビジョンは、「体が変わり心がつながる」というビジョンを掲げてやっていて、心まで健康に繋げていきたいなと思っています。

価値でいうと、人との心のつながりみたいなものですかね。
この東京っていう街は特殊だなと思っていて、隣に住んでる人の顔も名前も知らなくても生活が普通にできちゃうんですよ。

でもせっかく隣住んでいるならちょっと声かけたり仲良くなったりとか、そんなことがあってもいいかなと思っていて。
co-nectって名前もそうですけど、人と人が繋がるような価値っていうのを作りたいと思っています。

人と深いつながりを保ちながら横のつながりが生まれていくような、そんな価値を感じてほしいなあと思っていますね。

価値の実現のためにしていること

ーー コネクトの中で繋がりを作るために実践してることだったり、意識してる事ってあったりしますか?

それで言うと、定期的なイベント開催とかはやっていて、グループレッスンのようなお客様同士が繋がれる機会を作っていたりします。

あと、このエリアは飲食店が非常に多いので、co-nectの店舗内に神楽坂マップというものを作らせていただいていて、神楽坂マップを見ると、「近隣のお店に行ったことあるよ」「行ってみたいよ」みたいなことがこう可視化されるような仕組みになっていたりするので、そういうのを見て、お客さんが「この人と趣味合うかも 」みたいな感じで繋がりが生まれたら良いなと思っています。

ーー co-nectって場所がもうスポットになってますね。

ここに来れたら、つながりを感じて元気になれる、勇気をもらえる、そんなパワースポットみたいなものになったらいいなー、と考えていますね。

co-nectのトレーナーの魅力

ーー co-nectのトレーナーの魅力はなんですか?

co-nectは副業トレーナーとかも推奨してたりするんですね。

その理由としては、整体やパーソナルジムのような場所に来て、バリバリの社会人と話すことってないんですよ。

他の整体やパーソナルジムだと専門学校卒でそのまま入社する方が多いので仕事の話とか愚痴とか言ったところで組織の構造とかって伝わらないことがあったりするんです。

それを否定するわけではないのですが、副業トレーナーだと同じようにデスクワークや会社で組織としてはたらくことを経験しているためお客さんとトレーナーが結構同じ視座で喋れるんですよね。

少し話はそれてサービス業の話になるのですが、サービスって語源がサーヴァントなんですけど、奴隷までいかないけど、サービス業がちょっと下に見られる世界っていうのは悲しいけどやっぱり存在しています。

そこでサーヴァント側つまりサービスを提供する側が変わっていくことで、そこの流れを大きく変化させられないかなという思いもあり、我々のメンバーは元々ホワイトカラーで働いてた人がいたりとか、まさにそれこそ一部上場企業で働いてた人もいて、結構面白いキャリアの人を中心に集めるようにしていたりしますね。

そのうえで、トレーナーが上に立つとかではなく、バディのように対等に話せる関係ができたらと考えています。

ーー 世の中のなんかいろんな経験を積んだトレーナーがたくさんいるのですね。

それは 1 つあるかなっていうのと、やっぱりその魅力っていう観点で行くとそういう人たちが体に対して向き合ってくれるってところは無いと思うので、変な話、彼氏彼女以上の向き合い方はしてくれるっていうところはやっぱ大きい魅力なんじゃないかなと思ったりしますね。

ーー中山さん、ありがとうございました。
今回はオールインワンアプローチ™の誕生からco-nectの魅力までの話を主にお聞きしていきました。
次回は、起業の苦しさから魅力までの話をお聞きしていきます!

タイトルとURLをコピーしました