貧乏ゆすりをしていると「マナー違反」「行儀が悪い」などという理由で何かと毛嫌いされガチですが、本当にそうでしょうか。
実はデスクワーカーの皆様こそ積極的に「貧乏ゆすり」をした方がいいのです。今回はそんな貧乏ゆすりに隠された効果をご紹介していきます。
「貧乏ゆすり」は、エコノミー症候群予防に効果的
貧乏ゆすりをすることによって刺激されるふくらはぎの筋肉は第二の心臓とも言われており、血液を心臓に送り込む役割をしています。通常、歩いたり、走ったり、自転車をこいだりすることによってこちらの筋肉を刺激することができるのですが、デスクワークで長時間パソコンの前にいると血液やリンパの流れが滞ってしまい、エコノミー症候群になってしまう可能性もあります。
「貧乏ゆすり」で死亡率が37%も低下するという実験結果もある
英国では、国内の女性約1万3000人(37~78歳)を対象に1日に平均何時間座っているか、貧乏ゆすりの有無、身体的な活動、食事、喫煙、アルコールの飲用などについて調査しました。さらに平均12年間の死亡率の追跡調査を行ったところ、1日のうち7時間以上にわたって座る時間があり、かつほとんど貧乏ゆすりをしない女性は、1日5時間未満の女性に比べて早期死亡リスクが30%も上がったのです。
しかし、一方で、貧乏ゆすりの多い女性は1日5~6時間座っていても、座る時間が1日5時間未満の女性よりも、なぜか死亡率が37%下がるという結果になりました。また、貧乏ゆすりを多くする人は、BMIに加え、グルコースやインシュリン反応など、健康に関連する指数がよいこともわかったのです。
これまでもデスクワークの途中で定期的に立ち上がることを意識することは良いこととされてきましたが、まさか貧乏ゆすりだけで、揺するだけでいいというのは驚きの研究結果です。
「貧乏ゆすり」で冷え性対策につながる
下半身の冷えの解消には貧乏ゆすりは手軽で役立ちます。
ある実験では3分間貧乏ゆすりを続けると、ふくらはぎの皮膚の温度が1℃上がったとも言われており、運動の代わりにはならないものの、冷え対策に限れば約20分のウォーキングに匹敵するらしいです。
恐るべき、貧乏ゆすりの威力です。
それでもやっぱり周りの目は気になる
ここまで読んで、貧乏ゆすりをしてみようとしてもなかなか社内での他の人達の目はやはり気になってしまうものですよね。
「いくら、体にいいと言ったって、行儀の悪い人とは思われたくない」と思っている方も少なくないと思います。
そんなあなたにオススメのワークスペースがCo-nect 神楽坂(コネクト神楽坂)です!
仕事と運動を両立するために創られたこの空間は空間全体をまるで森にいるかのような世界観を演出するために全面人工芝で覆われており、裸足で作業を行って頂くことができます。
常駐しているトレーナーによるトレーニングの時間が1時間に一度くるので貧乏ゆすり以上に健康に役立つ適度な運動を行うことも可能です。