こんにちはCo-nect神楽坂運営事務局です。
今回はとても強烈なトピックです。「ビールを一杯飲むと脳細胞が100万個死ぬって本当!?」怖いですね。
ビジネスパーソンの方にはお仕事の後のビールを楽しみに働いている方も多くいるのではないでしょうか。また、そうでなくて呑み会に参加しなくてはいけなくて泣く泣く好きでもないお酒を飲んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
そんな「お酒」ですが、たった一杯のビールで脳細胞が100万個も死ぬと言われています。今回はその真実について解明していきたいと思います。
実は何もしていなくても脳細胞は死んでいた
脳細胞の数がピークなのは20歳頃でこの時点で150億個程度あると言われています。そこからは減少の一途を辿っていくと言われています。(実はこれも最近では脳細胞を増やす方法について解明されてきています。脳細胞を増やす方法についてはこちらの記事をごらんください。)
年齢を重ねれば老いと共に脳細胞も減少していきます。つまり、何もしていなくても脳細胞は死んでいくのです。
ビールを一杯飲むと脳細胞が100万個死ぬって本当!?
これに関しては、既に実験もされていてその内容によると…
1993年にグレーテ・ジェンセン、ベンテ・ペッケンバーグ神経学研究所をはじめとする共同研究で実施された、死後のアルコール中毒者と非アルコール中毒者の脳細胞の数・密度を比べた実験では、双方に大きな差はなかった。
とされています。
また、人間は、脳細胞を殺せるほどの高濃度のアルコールを血液中に摂取することができないことがわかっています。
つまり、ビールを一杯飲むと脳細胞が100万個死ぬのはウソといえますね。
ただし、飲み過ぎは注意
脳細胞が死ぬのは嘘、ということがわかったところで、
『じゃあ好きなだけ飲んで良い!』という形にはなりません。
2004年の研究では、お酒を飲みすぎた4時間後に、体内の毒素が増え、腸内環境が悪化した結果も出ています。
その他にも飲み過ぎには
- 運動能力の低下
- 太りやすくなる
- ガンの可能性アップ
などの悪影響があります。
お酒とウソは程々に
いろんな場所でいろんな情報が飛び交う現代ですが、情報を鵜呑みにするのはやはりいいこととは言えないですね。
とはいえ、純度100%のアルコールはアルコール消毒等に使われている通り、細胞や細菌を死滅させる効果があります。純度100%のアルコールなんて飲む機会は無いと思いますが、アルコールの飲み過ぎによって脳の神経伝達が不正確になり、普段だったらやらないようなことをしてしまうというのは本当です。
飲み過ぎは危険!お酒はほどほどにしておきましょう。