こんにちは、ライターのイノッチです!
この記事をご覧の方は、次のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
- 咬筋について詳しく知りたい
- 頬が大きく見えてしまう
- 咬筋のストレッチ方法が知りたい
そんな方のために、今回は「咬筋」について、co-nectトレーナーのまさにいに解説していただきました!
咬筋の位置やはたらき、ストレッチ方法まで解説します!
咬筋とは?
まずは読み方からです。
「こうきん」と呼びます。
「咬」という字は「かむ」と読みます。
下顎を閉じる時に、この筋肉が活躍します。
咬筋の位置について
奥歯を噛み締めたときに、頬のあたりで大きく盛り上がる部分があると思います。
そちらが咬筋となります。
咬筋は上の画像のように頬骨弓(耳の横側から鼻に向かって伸びている筋肉)から下顎骨まで伸びています。
浅部と深部の2つの筋肉があり、浅部は頬骨弓の前側から、深部は頬骨弓の後ろ側や側頭筋から伸びています。
咬筋のはたらき
咬筋は上の画像の位置から分かるように主に口を閉じるはたらきがあります。
食べ物を歯で噛んだり、会話における口の動きを助けます。
まずは咬筋が凝ってるかセルフチェック
以下の症状があると咬筋が凝っているので要チェック!
咬筋が凝っているサイン
- 咬筋を触るとコリコリしている
- 人差し指・中指・薬指を並べて縦にして口に入れようとしても入らない
- 歯を食いしばって「い」の口にすると咬筋が飛び出す
なぜ咬筋が硬くなるの?
なぜ咬筋は硬くなってしまうのでしょうか?
その理由は主に次の2つがあります。
理由①:歯を食いしばることが多いから
パソコン作業をしているときなど、集中しているときに自然と歯を食いしばってしまう方は多いと思います。
また、寝ている間にも知らぬ間に歯軋りのように歯を強く噛み締めている方も多いのではないでしょうか?
このように、歯を食いしばることが多くなると、過剰に咬筋が発達してしまったり、緊張状態が続くことで硬くなってしまいます。
理由②:硬いものをよく噛むから
硬いものをよく噛むことで、上記の理由と同じように、過剰に咬筋が発達しやすくなります。
また、ガムをよく噛む方も要注意です。
ただし、柔らかい食べ物を食べ、噛む回数を減らせば良い、という問題ではありません。
噛むことは脳機能を発達させたり、消化を助けたり、と良いことがたくさんあるので、ストレッチをして解消する方が良いかと思われます。
咬筋をストレッチしないとどうなる?
咬筋をストレッチしないと次のような悪影響が出ます。
顎関節症になりやすくなる
咬筋がガチガチに固まってしまうと、顎を動かす顎関節の動きも鈍くなり、顎の筋肉も固まりやすくなります。
その結果、顎関節症になりやすくなってしまうのです。
頬が大きく見える
咬筋が過剰に発達してしまうと、咬筋が出っ張ってしまい、エラを張ったような頬になってしまいます。
逆に、現在そのようなことでお悩みの方は、ストレッチをすることで、頬の出っ張りが収まり、顔が小さく見える効果も期待できます!
咬筋のストレッチ方法
それでは早速、咬筋のマッサージ方法とストレッチをご紹介します!
咬筋のほぐし方
まずは硬くなった咬筋をほぐしていきましょう。
「咬筋の位置」の部分でも解説した通り、咬筋は歯を噛み締めたときに、頬のあたりで大きく盛り上がる部分となります。
- 人差し指・中指を咬筋に当てます
- ゆっくりと円を描くようにほぐしていきます。
- 反対回しも行います
側頭筋を伸ばすストレッチ
続いて、咬筋を伸ばすストレッチを行います。
- 上を向き口を大きく開けます
- 5秒間開け続けたら、口を閉じます
- これを3回繰り返します
上を向くことで、口を大きく開けやすくなります。
こちらのストレッチをすることで、咬筋を大きく動かすことができ、筋肉を柔らかくすることができます。
番外編
マッサージ・ストレッチに加え、普段から適度に休憩を取ることを意識しましょう。
そうすることで、リラックスしやすくなり、歯を噛み締めてしまう癖が減少します。
まとめ
みなさん、咬筋について理解が深まったでしょうか?
小さい筋肉ですけど、身体に対して大きなはたらきを持つ筋肉ですので、定期的にストレッチをして健康的な身体を作っていきましょう!